2012年4月10日にCorosync 1.4.3 と 1.3.5 がリリースされました!

ということで、メーリングリストに投稿されたリリースノートを意訳してみました。

[corosync] Corosync 1.4.3 and 1.3.5 available at ftp.corosync.org!

I am pleased to announce the latest maintenance release of Corosync
1.4.3 and 1.3.5 available immediately from our website at
http://www.corosync.org.
Corosync 1.4.3 および 1.3.5 がリリースされました。
ソースコードは Corosync のサイトからダウンロードすることができます。
http://www.corosync.org
This releases fixes many critical bugs and 1.4.3 enhances support for
BSD systems. Corosync 1.3.5 is last release of 1.3 branch. If you are
still using this version, please consider upgrade to 1.4.3.
今回のリリースはバグフィックスがメインですが、深刻なバグもいくつか含まれています。
1.4.3は、サポートするプラットフォームにBSDも追加されました。
1.3.5は、1.3系の最後のリリースとなります。
1.3系、1.4系のいずれのユーザも最新版(1.4.3)にアップグレードすることをおすすめします。

1.4.3 と 1.3.5 のそれぞれでちょっと気になった変更点をピックアップしました。

  • Short changelog for 1.4.3:

    • Add calls to missing object_find_destroy() to fix mem leaks

    • Free mem allocated by getaddrinfo

    • Fix memory leaks when nss fails

    • Don’t unlock mutex in different threads

えーっと、1.4系、なんかメモリリークしてたみたいなんですけど(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル これはすぐさまアップグレードするべきですね。 そして、ふろーりあんくんがcorosync.confの設定サンプル(corosync.conf.example)を追加してくれてます。 ありがたい。

  • and for 1.3.5:

    • Add calls to missing object_find_destroy() to fix mem leaks

    • Free mem allocated by getaddrinfo

えーっと、1.4系のメモリリークは1.3系から引き継がれていた部分みたいなんですけど(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル 1.3系は今回が最後のリリースなので、1.4.3にアップグレードしたほうがよいですね。

Upgrade is (as usually) highly recommended.

Thanks/congratulations to all people that contributed to achieve this
great milestone.
(いつもと同じく)古いバージョンを使っているユーザにはアップグレードをおすすめします。
リリースにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。